旧民主党の国会議員を1期務めた三宅雪子さんの遺体が今月、都内の海岸で発見されていたことが6日、関係者への取材で分かった。遺体の状況から入水自殺した可能性があるとみて、警視庁が経緯を調べている。54歳だった。
関係者によると、三宅さんは昨年末、都内の自宅から行方が分からなくなり、家族が探していたという。遺体が見つかったのは1月2日とみられ、遺書も残されていたという。
米ワシントン生まれ。共立女子大卒業後、フジテレビに勤務していた09年、外交官だった父和助氏と親交があった小沢一郎氏に請われ、09年衆院選に出馬。福田康夫元首相の地盤だった群馬4区に出馬し、比例復活で初当選。民主党躍進の原動力となった「小沢ガールズ」の1人として注目された。
初登院の日は午前3時前に正門に一番乗りして話題になったほか、国会の委員会採決の際に転倒して負傷したり、自宅マンションの4階から、手すりの外の足場に落ちた携帯電話を取ろうとして地上に転落、腰椎(ようつい)骨折の重傷を負ったこともあった。
12年衆院選で落選した後も、議員時代に取り組んだ障がい者政策や福祉問題をはじめ、SNSで積極的に発信を続け、親しい関係者には、政治への変わらない熱意を伝えていたという。昨年7月には、夕刊紙「日刊ゲンダイ」に、ルポライターの肩書で弁護士への懲戒請求に関する記事を寄稿。同12月には「桜を見る会」の野党追及本部のヒアリングに姿をみせ、メディア席で取材もしていた。
同月29日にツイッターを頻繁に更新。30日に更新したのが最後だった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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