三笠宮妃百合子さま、白寿迎える 女性皇族で最高齢の99歳に

多田晃子

 三笠宮妃百合子さまは4日、白寿となる99歳の誕生日を迎えた。宮内庁によると、明治以降の皇族では100歳で逝去した夫の三笠宮崇仁さまに次ぐ長寿で、明治以降の女性皇族では最長寿となる。

 同庁によると、百合子さまは東京・元赤坂の宮邸で健やかに過ごしている。健康維持のため、午前中は毎日30分程度、テレビ番組の体操やリハビリ体操で運動。天気が良い日は庭で日光浴をしたり、車いすで散策したりしている。

 複数の新聞や雑誌を読むのが日課で、国内外の記事に幅広く目を通し、特に新型コロナで苦労する多くの人々を深く案じているという。テレビ鑑賞も好きで、ニュースや野球中継を視聴。近年は、ひ孫の成長をとても楽しみに過ごしているという。

 直近の公務では、今年1月1日に新年祝賀の儀に参列。故・三笠宮さまの月命日には墓所に参拝しているほか、長男寛仁さまの命日である今月6日には逝去から10年の節目に行われる式年祭に参列する。(多田晃子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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