三菱重工業は30日、名古屋市の大江工場に、大正から昭和にかけての航空機開発に関する所蔵品を展示する「大江時計台航空史料室」を開設し、報道陣に公開した。同工場で製造していた旧日本海軍の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」の復元機や一部設計図など148点を展示。31日から一般公開する。
大江工場は、三菱重工が1920年代に最初の航空機「十年式艦上戦闘機」の開発を手掛けており、同社にとって航空機事業の発祥の地だ。
愛知県豊山町の小牧南工場に史料室を設けていたが、施設老朽化で2017年に閉鎖。所蔵品を大江工場に移し、新たな史料室として整備した。入場無料。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース