三菱電機の新入社員自殺、労災認定 上司から「殺す」

 2019年夏に三菱電機の男性新入社員(当時20代)が自殺したことをめぐり、尼崎労働基準監督署(兵庫県)が労災だと認定したことがわかった。教育主任だった上司から「殺すからな」などと言われたことが原因だったと判断したとみられる。遺族側の弁護士が11日、会見して明らかにした。

 認定は2月26日付。遺族側が20年9月に労災を申請していた。

 遺族は弁護士を通して11日にコメントを公表し、「息子のケースは未然に防げたはずです。労災認定を機に、今度こそ真剣に組織を挙げて、職場環境の改善に努めてほしい」などとした。

 三菱電機では心身の健康を害する社員が続出している。労災認定が判明するのは、14年12月以降ではこれで6人目で、このうち3人が自殺している。ほかに子会社でも19年10月に社員の過労自殺が労災認定されている。

 社員の自殺が労災と認められる…

2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment