10日(木)15時現在、大型で猛烈な勢力の台風19号は、関東・東海に向かって北上中です。
今回の台風19号による被害レベルは、先月千葉県に多大な被害をもたらした台風15号に匹敵すると予想しています。
さらに、台風15号に比べて大きいため、首都圏を含めた広い範囲で被害発生のおそれがあります。
台風15号が通過した後、千葉県内で数千本の電柱が倒れるなどし、停電が長期化したことが記憶に新しいと思います。
それと同時に、鉄道や道路など交通機関にも甚大な被害をもたらしました。
駅や列車に直接的被害も
JR東千葉駅では屋根が剥がれ落ち、線路上に飛来するなど数々の被害が発生。
JR東日本千葉支社は、列車が飛来物などで被害を受けた様子やビニールハウスのような物が線路内に飛来している状況を明らかにし、台風直撃から数日間、運転をとりやめる路線があったほどでした。
また、平日だったこともあり、仕事などへ向かう多くの人でホームなどは大混雑となりました。
高速道路上でトラック横転
高速道路でも同様に被害が発生。
倒木などの影響で館山自動車などの高速道路や、暴風で貨物船が接触し南本牧ふ頭連絡臨港道路(南本牧はま道路)が通行止めとなりました。
また、東関東自動車道(千葉県富里市)では、走行中しているトラックが横倒しになった事例もありました。
外出は避け 屋内でも最大限の警戒を
三連休にあたるということでお出かけを予定している方が多いと思いますが、台風の進路に近い地域では外出は極めて危険です。日程変更など調整をお願いします。
また、自宅などの屋内にいる場合も、窓から離れて過ごすなど、最大限に警戒しながらお過ごしください。
ウェザーニュース
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース