三郷町長が漏洩認め陳謝、進退は明言せず 大阪地検特捜部が在宅起訴

 奈良県三郷町発注の入札を巡り、森宏範町長(64)と幹部2人が大阪地検特捜部に在宅起訴された21日、森町長は記者会見を開き、謝罪した。町役場などの家宅捜索から2カ月半。職員からは「まさか3人も。町はどうなってしまうのか」と戸惑いの声が漏れた。

 起訴内容は、森町長が2020年10月の一般競争入札で、業者側に設計金額を教えたというもの。森町長は21日夕の会見で、「深くおわびいたします。すみませんでした」と深々と頭を下げた。

 問題の工事は町立西部保育園の建て替えに伴う仮園舎設置などの事業といい、違法性の認識を認めた。詳細は「公判で明らかにしたい」とした。

 森町長は通信機器販売会社勤務や町議を経て10年の町長選で初当選し、4期目。自身の進退については「近々皆さんにちゃんと説明したい」と述べ、改めて会見を開く意向を示した。

 特捜部の家宅捜索では福祉保…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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