27日午前2時20分ごろ、三重県亀山市の東名阪自動車道上り線亀山ジャンクション(JCT)近くで「トラックが軽自動車に追突する事故が起きた」と119番通報があった。三重県警などによると、上下線それぞれで計5台の車が絡む事故があり、8人が病院に搬送され、このうち3人の死亡が確認された。ほかに1人が意識不明の重体で、残る4人は意識はあるという。
県警によると、事故は先に上り線で起き、大型貨物車、中型貨物車、軽四貨物車の3台が衝突した。また、下り線では軽四乗用車と普通乗用車の2台が衝突した。中型貨物車を運転していた大阪市平野区の50代男性と、軽四乗用車に乗っていたいずれも愛知県豊田市の80代の男女の計3人が亡くなった。
下り線の事故は、上り線の事故でペットボトルなどの積み荷が散乱した影響とみられ、県警は事故原因などを詳しく調べている。
この事故の影響で、上り線の伊勢関インターチェンジ(IC)から亀山JCTの間と、下り線の鈴鹿ICから伊勢関ICの間が通行止めとなったが、上り線は午前11時15分に解除となった。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル