湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、5日(木)夜から再び三重県で局地的に激しい雨が降っています。
三重県北部では1時間に120mm以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表し、災害への警戒を呼びかけています。
▼三重県で猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
1時00分までの1時間に、
いなべ市付近で120mm以上(解析雨量)
菰野町付近で約120mm(解析雨量)
川の増水、土砂災害などに厳重警戒を
三重県では、6日(金)朝にかけて大気の状態が不安定な状態が続く予想です。
道路の冠水や河川の増水、氾濫に警戒するとともに、連日の雨により地盤が緩くなっていることが考えられるため、土砂災害にも厳重に警戒してください。土砂災害警戒情報も発表されています。
また自治体の発表する避難情報も確認し、身を守るための適切な行動をとるようにしてください。
記録的短時間大雨情報とは
気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。
この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。
ウェザーニュース
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