9月4日(水)午後から、停滞する前線に向かって湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっていることで、東海地方では局地的に激しい雨が降っています。
三重県四日市市では、自治体の設置した雨量計で、1時間に121mmの猛烈な雨が観測されたため、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表し、災害への警戒を呼びかけています。
▼三重県で猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
0時50分までの1時間に、
四日市市山城で121mm(雨量計観測)
(2時50分 追記)三重県四日市市・桑名市付近では、発達した雨雲が流れ込む状況が続いており、過去の重大な土砂災害や洪水害発生時に匹敵する極めて危険な状況となっているとして、気象台は「見出しのみの短文で伝える気象情報」を発表しています。
川の増水、土砂災害などに厳重警戒を
明け方にかけて大気の状態が不安定な状態が続く予想です。三重県には土砂災害警戒情報や竜巻注意情報が発表されています。
道路の冠水や河川の増水、氾濫に警戒するとともに、これまでに降った雨により地盤が緩くなっていることが考えられるため、土砂災害にも厳重に警戒してください。
また自治体の発表する避難情報も確認し、身を守るための適切な行動をとるようにしてください。
記録的短時間大雨情報とは
気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。
この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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