上皇さま、86歳に 上皇后さまと交互に本の音読楽しむ

【動画】上皇后美智子さまと一緒にピンク色のアカバナソバや白色のコハマギクを観賞する上皇さま=2019年10月30日午前、皇居・半蔵門など、宮内庁提供

 上皇さまは23日、86歳の誕生日を迎えた。宮内庁によると、天皇、皇后両陛下の即位に伴う一連の行事が滞りなく終わったことに安堵(あんど)している様子という。

 5月の退位後は、高輪仙洞仮御所(東京都港区)への転居に向けた整理を日課にしている。その合間には皇居内の生物学研究所に週2、3回通ってハゼ科魚類を研究している。新たな論文作成に向け、沖縄県の西表島などで採集された標本と海外の標本との比較研究を進めているという。

 上皇后美智子さまと早朝に散策し、差し支えのない日曜日の早朝には皇居・東御苑などを歩いている。朝食後には上皇后美智子さまと一緒に一冊の本を交互に音読している。平成の早い時期からの日課で、詩人の大岡信さんの「折々のうた」やパスカルの「パンセ」などを読み、いまは文芸評論家の山本健吉さんの「ことばの歳時記」を読んでいる。

 また、上皇ご夫妻が太平洋戦争…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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