宮内庁は20日、今月8日に左胸の乳がん摘出手術を受けられた上皇后さまについて「がんは完全に切除された」とする最終病理診断を発表した。がんのステージは4段階のうち最も早期の「1」で、今回、摘出されたがんの周囲組織や、一般的に最初の転移が予想される脇の下のリンパ節などにがんの広がりは見られなかった。温存された乳房内の再発リスクも「非常に低い」と判断された。
このため放射線療法は行わず、今後約5年間、女性ホルモンを抑える薬を1日1回、服用する「ホルモン療法」のみを受けられる。定期のご検査は3~6カ月ごとに行う。ホルモン療法は顔がほてったり、関節に痛みが出たりするなどの副作用が出る可能性もあるという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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