上皇后さまは20日、85歳の誕生日を迎えられた。上皇さまのご譲位後、3度の手術を受けたが、現在は体調も回復し、日常生活を送られている。天皇、皇后両陛下の即位関連儀式を見守る一方、台風19号の甚大な被害に心を痛め、ご自身の誕生日行事はすべて取りやめられた。代替わり前と変わることなく、被災者に心を寄せられている。
上皇后さまは6月以降、不整脈などの症状に加え、両目の白内障と乳がん摘出のご手術が重なった。現在は乳がんのホルモン療法を受けられている。早朝には上皇さまと散策し、三食を共にするなど、穏やかな日々を過ごされている。
側近によると、上皇后さまは、両陛下が22日の「即位礼正殿の儀」や11月の「大嘗祭」などを無事に終えられることを願われているという。一方で、台風19号の甚大な被害については、記憶にない形態の災害と受け止め、報道を注視しながら、被災者を案じられている。
また、両陛下が一日も早く皇居内にお移りできるように、引っ越しに向けた準備も進められている。宮内庁は来年1月の皇室の正月行事後から3月末までに転居される予定としている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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