茂木克信
上越新幹線の大宮―新潟間が15日に開業40周年を迎えるのを受け、記念セレモニーが12日、JR新潟駅(新潟市中央区)であった。開業当時活躍した200系の白と緑のカラーリングを施したE2系の「なつかしのあさひ号」の見送りなどを行い、多くの鉄道ファンが集まった。
セレモニーで小川治彦・JR東日本新潟支社長は「来年3月のダイヤ改定時には時速275キロへとスピードアップし、東京―新潟間が7分程度短縮され、全編成が最新型のE7系に統一される」とし、「安全で正確な運行を確保し、地域の皆様と一緒に新しい40年の歴史を作っていく」とあいさつした。
旅行商品専用列車の「なつかしのあさひ号」の車内では、大宮までの運行中、乗客の夢をかなえる企画が行われた。多数の応募の中から選ばれたのは、新潟市東区の介護福祉士米田実花さん(32)の「新幹線運転士をめざす子どもの夢を応援したい」。諒祐(りょうすけ)さん(5)、琉晟(りゅうせい)さん(3)の兄弟2人は車掌の車内放送を体験したり、JRの制服や新幹線型のケーキをプレゼントされたりした。(茂木克信)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル