本間ほのみ
上野動物園(東京都台東区)は10月26日、6月に生まれた双子のジャイアントパンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁)」とメスの「レイレイ(蕾蕾)」の最新状況を公開した。これまで1頭ずつが母親のシンシンと過ごしていたが、23日からは2頭一緒に過ごしているという。
上野動物園が公開したのは25日に撮影した124日齢の双子。2頭とも体重は7キロを超え、体長は約64センチになった。双子の動きがしっかりしてきたため中国側と相談の上、生後4カ月になった23日からシンシンと過ごしている。シンシンが2頭同時に会うのは出産以来で、落ち着いた様子で世話をしているという。園が撮影した動画ではシンシンが2頭に授乳する様子が見られた。
25日にはシャオシャオが職員の持つ哺乳瓶を目で追う様子が確認できた。レイレイも同じような反応を見せており、園は2頭が物を識別できるようになってきたとしている。2頭は今後もシンシンと過ごす予定だ。(本間ほのみ)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル