下水道に赤ちゃんの遺体、遺棄容疑でベトナム国籍の女逮捕「怖くて」

宮島昌英

 出産した赤ちゃんを遺棄したとして、兵庫県警は28日、ベトナム国籍の会社員の女(21)=同県丹波篠山市=を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。

 容疑を認め、「怖くて怖くてこんなことをしてしまいました。命の大切さは分かっていて、悪いことだと分かっています」と供述しているという。

 篠山署によると、女は5月18日午前から翌19日午前までの間に、自分で出産した生後まもない男児を遺棄した疑いがある。

 今月25日、丹波篠山市内の下水道を定期点検をしていた業者が、下水管内に浮いていた遺体を発見し、110番通報した。

 遺体は身長約25センチ、体重約240グラム。へその緒が付いた状態で衣服は着ておらず、外傷はなかった。死産で死後数日たっていたとみられるという。

 周辺の聞き込み捜査などから女の関与が浮上。DNA型鑑定で、女と男児は親子とみて矛盾はないとわかったという。

 女は昨年10月に技能実習の資格で入国したという。(宮島昌英)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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