別居中の妻の名前を無断で使って車を購入したとして、千葉県警は23日、茨城県つくば市学園の森2丁目、会社員小野陽(あきら)容疑者(47)を有印私文書偽造・同行使と電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕し、発表した。妻は小野容疑者が車を購入後の3月から行方不明になっており、県警は小野容疑者が何らかの事情を知っているとみて調べる方針。
小野容疑者の逮捕容疑は1月、車を購入時の申請書類に、別居中の妻(32)の名前を無断で記入するなどしたというもの。
捜査関係者によると、妻は千葉県印西市の実家で暮らしていた3月、勤務先を出た後に連絡が取れなくなり、父親が行方不明者届を県警に提出。県警が行方を捜していたところ、小野容疑者が購入した車を発見し、車内から妻の血痕が見つかった。小野容疑者は群馬県警の元警察官という。
小野容疑者は子どもの親権を巡って妻とトラブルになっていたといい、県警は今後、妻の行方についても事情を聴く。(福冨旅史、小木雄太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル