不明女児の母「一目見て美咲のものと…」 山梨・道志で見つかった靴

池田拓哉

 山梨県道志村の山中で見つかった子ども用の運動靴について、近くのキャンプ場で2019年に行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さん(9)の母親、とも子さん(39)が3日、現地で報道陣の取材に応じ「一目見て美咲が履いていたものとわかった」と話した。

 靴は4月28、29日に左右片方ずつ見つかった。県警は、メーカーや色などから美咲さんの履いていた靴と類似していると説明していた。とも子さんは3日、県警関係者から29日に見つかった左足用の靴の写真を見せられ、確認。色などから美咲さんが履いていたものと話した。

 29日には靴下の片方も付近で見つかっており、とも子さんは3日に靴下の写真も見せられ、ピンク色でウサギの模様がついていたといい、「形状からも美咲の靴下と思われる」と語った。

 一方、靴などが見つかった付近で発見された人骨の一部からDNA型が検出されなかったことについて、とも子さんは「ホッとした思い。美咲が無事に戻ると信じている」と話した。

 3日の捜索では、新たな遺留品などは見つからなかった。県警は4日も40人態勢で捜索を続ける方針。(池田拓哉)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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