不法残留容疑のインドネシア人の男が逃走 東京の大使館から

大山稜

 28日正午過ぎ、東京都新宿区四谷4丁目のインドネシア大使館で、名古屋出入国在留管理局職員から「オーバーステイのインドネシア人が逃走した」と110番通報があった。警視庁によると、逃げたのは不法残留容疑で同管理局に収容されていたインドネシア国籍の男(22)で、四谷署が行方を追っている。

 警視庁と同管理局によると、男はこの日、名古屋市にある同管理局から退去強制手続きのために東京の大使館へマイクロバスで移送されていた。手続きを終えてバスに戻る際の午前11時50分ごろ、周りに複数の職員がいる中、走って逃走したという。行きのバスの中では逃走防止のため手錠をかけていたが、大使館内での手続きのため、いったん外していた。

 男は身長約175センチの中肉。長めの黒髪で黒色のTシャツを着ていた。逃走時、凶器になるものは所持していなかったという。(大山稜)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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