防衛省は沖縄県・与那国島で15日夜、陸上自衛隊与那国駐屯地へのミサイル部隊の配備計画をめぐり、初めて住民説明会を開いた。住民からは「将来的に長射程ミサイルが配備されるのでは」と懸念の声が出たが、防衛省側は「島を守るための装備。反撃能力(敵基地攻撃能力)にはならない」などと強調した。
説明会は午後6時半から2時間余り開催され、住民ら100人以上が参加した。防衛省によると、与那国駐屯地に関する住民説明会の開催は2016年の駐屯地開設後初めて。糸数健一・与那国町長が今年3月、浜田靖一防衛相に説明会の開催を直接求めたことなどから実現した。
防衛省の担当者は、中距離地…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル