福井万穂
沖縄県の与那国島(与那国町)で、飼い犬が原因不明で死ぬ事例が相次いでいる。沖縄県警八重山署によると、18日までの約3週間で、約10世帯の約10頭が死んでいた。目立った外傷はなく、亡くなる直前の症状は嘔吐(おうと)したり、血を吐いたりなど様々。事件事故の両面から調べている。
八重山署によると、死んだのは4月下旬以降。成犬がほとんどで、いずれも自宅の庭など屋外で飼われていた。17日に地元住民から「複数の犬が死んでいる」と署に通報があった。何かを食べたり、食べさせられたりした可能性のほか、病気の可能性もあるとして、八重山署は保健所と協力して原因を調べる。不審な人物の目撃情報がないか、情報提供も呼びかけている。(福井万穂)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル