日本最西端の沖縄・与那国島は、与那国語やヨナグニウマなど独自の文化や自然が根付いている。そんな島を舞台にした映画「ばちらぬん」が、沖縄の本土復帰50年にあわせ、全国で順次公開中だ。島で育ち、不登校を機に映画に出会った女性が主演・監督した。
「ばちらぬん」は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が消滅危機言語とした与那国語で「忘れない」の意味。昨年9月、多くの映画監督が輩出した「ぴあフィルムフェスティバル」の自主映画コンペティションでグランプリを獲得した。
与那国島はかつて台湾などアジアとの交易で栄えた。日本とも沖縄本島とも異なる独自の文化が根付く。1972年5月15日、米国からの施政権返還で日本に復帰した。その後、50年の時をへて、その文化や風習も移り変わった。
作品は、主演・監督の東盛あ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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