与野党は23日、当選3回の衆院議員の不祥事の対応に追われた。自民党で言動が問題視された「魔の3回生」の輪が、野党にも広がりつつある。
白須賀貴樹文部科学政務官(自民)=千葉13区=は23日の参院文教科学委員会で、秘書が運転し自らも同乗していた乗用車が1月、選挙区内で接触事故を起こしたのに走り去ったことを明らかにし、謝罪した。「眠っていて気付かなかった」と釈明した。
立憲民主党は23日の衆院議院運営委員会理事会で、党所属の山尾志桜里氏=愛知7区=が衆院に届け出をせずに海外渡航していたと明らかにした。高市早苗委員長(自民)は「今後、同様のことが起きないように」と注意した。
理事会では、北方領土へのビザなし交流訪問に参加中、北方領土を戦争で取り返す是非に言及した丸山穂高氏=大阪19区=から、24日に聴取することも決めた。丸山氏は、宿舎で「女性のいる店で飲ませろ」との趣旨の発言をしたことも判明している。
自民党ベテラン議員は「魔の3回生は与野党関係ないのか…。先輩議員ともっと交流し、学んだほうがよい」とぼやいた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース