東京・世田谷の住宅街を散歩していると、巨大な球体が目に飛び込んできた。誰が何の目的で? その正体を訪ねてみた。
東京都世田谷区粕谷のマンションが立ち並ぶ住宅街を歩くと、突如、巨大な球体が現れる。見る場所によっては球体の数が二つになったり、三つになったり。一体、いくつあるのだろう。
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「全部で5基あり、私たちは『ガスホルダー』と呼んでいます」
そう教えてくれたのは、この施設を管理する東京ガス防災・供給部の谷田部義則さん。1956年、東京ガスの世田谷整圧所として、日本で初めて球形のガスホルダー2基が設けられた。今は5基に増え、ホルダーの直径は約33メートル。輸入した液化天然ガスを受け入れ基地の設備で気化させ、地下のガス管を通じて整圧所に運び込んでいる。1基の容量は一般家庭8万世帯が1日に使う量に相当し、世田谷区を中心に都内にガスを供給している。
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住宅街のど真ん中にあり、地震…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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