営利目的で大麻を自宅で所持していたとして、警視庁は、自営業の男(31)と、男の交際相手で世田谷区立小学校職員の女(28)=いずれも東京都渋谷区=を大麻取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕し、25日発表した。
板橋署によると、2人は今月20日、同居するマンション一室で、乾燥大麻2・126グラム(約1万3千円相当)を販売する目的で所持した疑いがある。いずれも容疑を認めているという。
男が大麻を所持しているのではないかとの情報提供を受けた署がこの部屋を家宅捜索したところ、容疑となった大麻以外にも、大麻とみられる乾燥植物約29・5グラム、MDMAやLSDとみられるカプセル錠や紙片も見つかった。
女は署の聴取に対し、「週3~4回、大麻を男と吸っている」と説明。吸い始めた時期について女は「22歳から」、男は「中学生のころから」と話しているという。
世田谷区教育委員会によると、逮捕された女は区立小学校に勤め、学校包括支援員として学校生活で支援を必要とする子どものサポートを行っていた。区教委は「職員がこのような事件を起こしたことをおわびし、綱紀粛正に努める」とのコメントを出した。(御船紗子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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