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理化学研究所などの研究グループはリアルタイムにゲリラ豪雨を予測できるシステムの実証実験を首都圏で始めました。リアルタイムで30分先まで予報ができるのは世界で初めてだということです。 エムティ―アイ気象サービス部・星絵里香さん:「こちらが赤くなっている。時間を追うごとに濃くなっていくと、今後ゲリラ豪雨が予想される」
画像は理化学研究所などの研究グループが首都圏でのゲリラ豪雨を予測したものです。最新の気象レーダーと筑波大学と東京大学が運営するスーパーコンピューターを使うことで30秒ごとに予報を更新して30分先まで見ることができます。この実証実験は、スマホアプリ「3D雨雲ウォッチ」で公開されています。研究グループによりますと、現在、気象庁は1時間ごとに新しいデータを取り込んで予報していますが、それでは急な大雨の予測は難しいといいます。
理化学研究所計算科学研究センター・三好建正さん:「(このシステムは)30秒ごとに更新していく。気象庁の1時間と比べると、その1時間の間に120回更新する。まさに桁違いのシステムになります。これで数分の間にもくもくと発達していく雲を捉える」
リアルタイムで30分先まで予報ができるのは世界で初めてだということです。この実証実験は25日から来月5日まで行われます。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース