井石栄司
世界文化遺産の大山古墳(伝仁徳天皇陵)を上空から見られるようにしようと、堺市が気球運航を計画している。19日、運航に使う気球にヘリウムガスを充塡(じゅうてん)して膨らませる作業が、大山古墳そばの大仙公園(堺市堺区)であった。
堺市によると、この日は直径23メートルの気球に数時間かけてヘリウムガスを充塡させた。運航の際は約30人乗りのゴンドラをつり下げ、搭乗者が地上100メートルあたりで古墳を見下ろせる位置にまで上げる。風に流されないようにワイヤで地上とつなぎ、ワイヤを使って降下させるという。
テスト運航を重ね、5月25日に運航をスタートさせる。運航時間は午前10時~午後6時、1回あたり10~13分。料金は大人は3600円(市民2900円)、3歳~中学生は2400円(同1900円)。チケットは専用サイト「おおさか堺バルーン」(https://osaka-balloon.com
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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