宮崎ひでじビール(宮崎県延岡市)のクラフトビールが、世界最高峰のコンテスト「ワールドビアカップ2022」で最高賞の金賞を受賞した。17年にも「ワールド・ビア・アワード」(英国)で最高賞をとっており、世界2大大会と呼ばれるコンテストを制した。その意外な副原料とは――。
大会は5月初め、米国のミネアポリスであり、57カ国の2493醸造所から約1万銘柄が出品された。
ビールのスタイルごとに103部門で審査があり、同社のクラフトビールは58銘柄が参加したスペシャリティービール部門で唯一の金賞に選ばれた。
国内からは計293銘柄が出品され、4銘柄が金賞を獲得した。
金賞を取った宮崎ひでじビールのクラフトビールの商品名は「栗黒」。副原料に宮崎県小林市特産の「須木(すき)栗」を使って醸造した。15年に米国向け商品として発売され、18年からは国内でも販売している。
副原料に栗を使ったのは、米…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル