カジノを含む統合型リゾート(IR)への参入を検討していた中国企業をめぐる外国為替及び外国貿易法(外為法)違反事件で、この企業関係者の日本人男性が、多額の現金を違法に日本国内に持ち込んだ疑いがあることが、関係者への取材でわかった。男性は事件の関係先として事務所が捜索された自民党の秋元司衆院議員(48)と接点があったことも判明。東京地検特捜部は、不正に持ち込まれた現金が秋元氏側に渡ったとみており、男性の関与を調べている。
男性は飛行機で現金を持ち込んだという。特捜部は19日、男性が無届けで100万円を超える現金を国内に持ち込んだ外為法違反容疑の関係先として、秋元氏の衆院第1議員会館の事務所や地元事務所を家宅捜索した。
関係者によると、男性は中国企業が2017年8月に沖縄県で開いたIR誘致についてのシンポジウムの運営に関与。同社の最高経営責任者(CEO)や秋元氏が講演した。登壇した県議によると、男性が講演者を招待していたという。
男性を知る別の関係者は、自身…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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