偽の郵便切手を使ったとして、警視庁は、国際郵便の手続きを代行していた東京都内の会社の元代表、福永悠宏容疑者(43)=東京都足立区宮城1丁目=ら男女2人を郵便法違反(偽造郵便の行使)容疑で逮捕し、15日発表した。
客の荷物を郵送する際に使った疑いがあるという。同庁は、この会社が2019年に少なくとも460回にわたり、計約1300万円分の偽造切手を使ったとみて調べている。
ほかに逮捕されたのは、会社のアルバイトだった中国籍の楊珩容疑者(33)=東京都豊島区北大塚2丁目。
保安課によると、2人は19年10月11日、共謀し、中国に荷物を送る料金として都内の郵便局で偽の切手91枚(計1万2420円分)を使った疑いがある。
福永容疑者から指示を受けた楊容疑者が郵便局を訪れた可能性が高いといい、福永容疑者は「会社の利益を上げるためだった」、楊容疑者は「偽造切手とは知らなかった」と話しているという。
2人は在日中国人の郵便物を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル