土曜日から日曜日にかけては晴れる時間もありますが、天気は変わりやすくなるでしょう。
週末にはいったん暑さの峠を越えそうですが、来週も真夏並みの厳しい残暑が続く見込みです。
なお、来週の後半には熱帯低気圧(あるいは台風)が、九州の西の海上を北上する可能性が出てきました。
週末は天気の急変に注意
週末は太平洋高気圧の張り出しがいったん弱まり、西日本の南岸沿いを低気圧がゆっくりと東へ進む見込みです。
低気圧の周辺にある湿った空気が中国地方に流れ込む一方、上空には寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定になるでしょう。
土曜日・日曜日ともに、午後を中心ににわか雨のところがある見込みです。
雷を伴って雨脚の強まるおそれがあるため、屋外では急な強い雨や落雷に注意が必要です。
来週の後半は熱帯低気圧の動きに要注意
気象衛星で雲の様子を見ると、フィリピンの北東の海上(赤い丸で囲んだ部分)には、ひときわ白く見える活発な雲があります。
午前9時の天気図では、活発な雲に対応してフィリピンの北には熱帯低気圧があり、ゆっくりと西北西へ進んでいます。
今後は進路を次第に北寄りに変え、あすには沖縄県の先島諸島に接近する見込みです。
その後の進路は定まっていませんが、来週の水曜日から木曜日ごろにかけて、九州の西の海上から朝鮮半島へと進む可能性があり、台風へと発達するおそれもあります。
今後の情報にお気をつけください。
日本気象協会 中国支店 筒井幸雄
Source : 国内 – Yahoo!ニュース