中国地方で大雨被害…広島県で土砂崩れ捜索活動続く(テレビ朝日系(ANN))

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島根県を流れる江の川では14日、複数の場所で氾濫し、川の水は住宅地にも押し寄せました。午前中に2カ所で発表された氾濫発生情報は、午後7時半になって8カ所に拡大。江津市は、14日午後9時現在、市内の約3200世帯に避難指示を出しています。江津市では、1階の半分くらいの高さまで水に浸かった建物もあります。別の地区では、避難所に逃れたものの、周囲が浸水し、孤立している人たちもいます。
 江津市川平分団・山本勝也分団長は「道路がすべて冠水して、もう、船ぐらいでないと動けない。(水位が)一気に上がり、ちょっと怖いものがあった」と話します。 こうした被害をもたらしたのは、13日夜から14日朝にかけて、前線が中国地方をゆっくりと南下したためで、局地的に激しい雨が降りました。 広島県東広島市では、雨によって土砂が崩れ、住宅がのみ込まれました。消防に通報があったのは14日午前6時ごろ。住宅には倉兼茂実さん(55)と母親の千代子さん(84)がいました。近所の人が駆け付けると、男性が土砂に埋まっているのが見えたといいます。近所の男性は「『助けて』とか『痛い、痛い』と言っていた。『頑張れよ』と言って中に入って土砂をどけたりした」と話します。その後やってきた消防に近所の男性は救助を任せました。しかし、ほどなくして事態が悪化。庭の前の石垣が崩れ、同時に家屋も滑り落ちてしまいました。重機も入り、懸命に行われている捜索活動ですが、午後6時半ごろ、その場で倉兼茂実さんとみられる男性の死亡が確認されました。一方、母親とみられるもう一人は、午後2時半の時点で「3回叩いて」という呼び掛けに反応があったといいます。捜索は夜通し行われる予定です。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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