首都圏では中学受験の本番シーズンを迎えている。1月には埼玉と千葉で、2月1日からは東京と神奈川でも入試が始まる。「中学受験熱」が高まっているといわれるなか、今年の受験者数は昨年より微減するとの見方はあるものの、ほぼ高止まりの様相だ。
1月10日に始まった埼玉の入試では、志願者を増やした学校が目立った。
全国最大規模の受験生が集まることで知られる栄東は、計240人の募集枠に対し、全日程で、のべ1万4016人が出願。同校によると過去最多だという。
埼玉で今年、特に注目を集めたのが、4月に開校予定の開智所沢だ。入試初日(募集定員100人)だけでも2309人が出願。系列校の開智も、全日程で出願者数が昨年を上回った。
埼玉県教委によると、1月4日時点で、県内の私立中学校と中等教育学校の計31校(募集人員計3708人)に、のべ6万517人が出願。前年(31校、募集人員3530人)の同時期と比べ、1万1003人増という。
20日から入試が始まった千葉では、渋谷教育学園幕張が男子で微増、女子はほぼ横ばいだった。また、昭和秀英、国府台女子などが志願者を増やした。
2月1日からの東京、神奈川の入試はどうか。
記事後半では、東京・神奈川の入試状況のほか、専門家による今年の出願状況の解説やアドバイスも紹介しています
中堅校や伝統校で志願者増
昨年は、開成や桜蔭などのい…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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