今月下旬から、多くの中学受験塾で夏期講習が始まる。だが、今年は例年とはかなり様相が異なる。コロナ禍で休校が長く続いた余波で、小学校の夏休みは大幅に短縮。真夏に、放課後の塾通いをする小6もいそうだ。忙しい中学受験生にとって、時間の使い方がカギになる。(川口敦子)
Zoomで見せ合い、緊張感
「出された課題、全部こなせるかな」
私立中学の受験を控える東京都の小6の女子児童(12)は不安だ。通っている区立小の夏休みは8月1~24日に短縮された。一方で、小4の春から通う塾の夏期講習は、7月24日から始まる。今月いっぱいは「朝から午後3時過ぎまで学校へ行き、帰宅して夕方から塾」という生活が続く。
昨年までの夏期講習は、朝から始まった。持参したお弁当を食べ、夕方まで自習室で勉強するのが日課だったが、今年は感染防止対策で自習室は使えず、お弁当も禁止されている。
家で机に向かうと、本やマンガ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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