今年も中学受験本番のシーズンになりました。試験直前や当日、親はどんな言葉をかければいいのでしょうか。また、残念ながら第一志望校に不合格になったら、親はどうふるまうべきでしょうか。
中学受験に詳しい教育ジャーナリストで、朝日新聞デジタルの「コメントプラス」のコメンテーターでもある、おおたとしまささんに心構えを聞きました。
――試験直前なのに子どもがふざけているように見えるときは、どうすればいいでしょうか。
この時期は子ども以上に親がハラハラドキドキするものですが、これはもう親心ですからしょうがないと思います。
親がナーバスになる一方で、子どもが何だかのんきなことをしているように見える、というのは「あるある」です。
そこで「もう入試○日前か、わかってるの!」といった言葉によって親の不安をぶつけてしまうと、「じゃあもう勉強しない!」というバトルに発展してしまいます。
子どもの精神状態を想像してみてほしいんです。実はものすごく緊張し、プレッシャーを感じているからこそ、反動で逆のことをしてしまうというのは、よくあること。ダメ出しするのではなく、落ち着ける雰囲気を作るようにしてほしいです。
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――入試当日の朝は、どんな言葉をかけるべきでしょうか?
子どもは当然緊張しますし、親も吐きたくなるほど緊張すると思います。お子さんと数年間、決して楽ではない受験勉強を並走してきたわけですから、親御さんにも万感の思いがあるでしょう。
それでついつい、かっこいい…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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