中学校長がわいせつ行為か 県教委が教員免許取り上げ、処分は非公表

渡部耕平

 青森県弘前市立中学校の男性校長がわいせつな行為をしたなどとして、県教育委員会が昨年11月、教員免許を取り上げていたことがわかった。県教委は原則、教職員の懲戒処分を公表しているが、この処分は明らかにしていなかった。

 昨年12月の官報によると、元校長の処分は昨年11月30日付で、教育職員免許法に基づき、教員免許を取り上げたとしている。同法では、わいせつ行為やセクハラをした場合、教員免許を取り上げることができるなどとしている。

 県教委教職員課は、元校長の処分を公表しなかったことについて、「処分の有無や事案についてはコメントしない。被害者がいる事案は非公表とする場合がある」としている。

 また、県教委は昨年12月、元校長の後任人事を今年1月1日付で発令したが、元校長が異動した理由についても、「個人情報にあたる」として明らかにしなかった。

 元校長の男性は取材に対し、「一切お答えしません」と述べた。(渡部耕平)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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