中学生にわいせつ複数回、教諭を懲戒免職 休校中も面会

 北九州市教育委員会は9日、市立中学校の男性教諭を懲戒免職処分にし、発表した。教諭は4月から8月までの間、勤務する中学校の女子生徒1人に対し複数回わいせつな行為をしたという。新型コロナウイルスの影響による休校期間も生徒と会っていたとされる。

 市教委によると、教諭は、生徒から学校生活の相談を受けるため、無料通信アプリLINEや電話で連絡をとるようになり、親密になったと話しているという。教諭との関係に悩んだ生徒がほかの教員に相談し、発覚した。

 市教委は懲戒免職処分の場合、教職員の氏名などを発表しているが、今回は教諭の年齢や学校のある区などを含めて公表しなかった。被害生徒への配慮や二次被害防止のためと説明している。

 市教委は全教職員に対し、児童・生徒との私的な連絡の禁止を改めて周知するほか、児童・生徒と私的なつながりがあるかの実態を調べる方針という。(城真弓)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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