中学生の目に粘着テープ 逮捕監禁した疑いでNPO理事長らを再逮捕

西岡矩毅、古畑航希

 中学生が拘束され、福岡県久留米市の障害者施設などに監禁された事件で、福岡県警は6日、この施設の代表で、運営するNPO法人「さるく」理事長の坂上慎一容疑者(57)=福岡市早良区西新5丁目=と同県志免町立小学校の教員、松原宏容疑者(37)=同県篠栗町中央5丁目=を、別の中学生に対する逮捕監禁の疑いで再逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。

 捜査1課によると、2人は2020年11月14日午前8時ごろ、久留米市の中学3年だった男子生徒(当時15)宅で、生徒の手足を結束バンドで縛り、両目に粘着テープを貼り付けた上で、頭に袋をかぶせて数回殴るなどの暴行を加えて無理やり車に乗せ、施設などに連行して逮捕監禁した疑いがある。坂上容疑者は事前に生徒の母親から依頼を受け、約76万円の報酬を受け取ったという。

 両容疑者は、別の中学生を監禁したとして、逮捕監禁罪で起訴されている。(西岡矩毅、古畑航希)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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