中曽根元首相が死去 101歳(スポーツ報知)

 元首相の中曽根康弘氏が死去したことが29日、分かった。101歳だった。歴代首相で100歳を超えたのは102歳で死去した東久邇宮稔彦(ひがしくにのみやなるひこ)元首相と中曽根氏だけだった。

 大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生きた名宰相は3公社の民営化を進めた行革や安定した日米関係を構築するなど大きな功績を残した。首相在任中の1803日間で「軽武装・経済優先」路線を大きく転換。「戦後政治の総決算」と「国際国家日本」とのテーマを掲げた。鈴木善幸首相時代にこじれた日米関係の修復に尽力。米ロナルド・レーガン大統領とは「ロン・ヤス」と呼び合う仲となり、日米同盟の強化を進めた。また、防衛費の国民総生産(GNP)比1%枠突破などの課題に挑んだ。1997年には大勲位菊花大綬章を受章。ほかの受章者には皇族のほか、三木武夫氏、福田赳夫氏らがいる。

報知新聞社

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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