人道支援活動にあたっていたアフガニスタンで、医師の中村哲さん(享年73)が殺害されてから12月4日で3年を迎えるのを前に、福岡市内で26日、追悼の会があった。中村さんと行動を共にした人々が思い出を語り合い、志を継ぐ決意を新たにした。
NGO「ペシャワール会」(福岡市)が開いた追悼の会「中村先生と共に歩む」に、450人が参加した。黙禱(もくとう)した後、村上優会長が「この3年、喪失の悲しみがある一方、中村先生が常に私たちと共にあると実感する。それは中村先生が手がけた数々の事業がいまも強く息づいているから」と述べ、試行錯誤しながらも、医療支援や農業、用水路建設など中村さんが大切にした事業を進めている現状を報告した。
中村さんの長女・秋子さんも…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル