中国企業「500ドットコム」側が現金を配ったと供述した国会議員5人のうち、自民党の中村裕之衆院議員が4日、自身のブログで「資金の提供は一切受けておりません」と現金の受領を全面的に否定した。
中村氏が代表を務める政党支部の収支報告書には、観光会社幹部名義で200万円の寄付があり、特捜部は「500」社が準備したとみている。この200万円について、中村氏はブログで「観光会社からの寄付の申し出の際、『500』社の名前も出なかったので、観光会社代表者個人からの適法な政治献金だと認識した」と説明した。
「500」社との関係については、2017年8月に開いたセミナーで観光会社から紹介を受けたと説明。国会事務所にも何度か同社側が来たが、「直接お会いしたのは3回で、あいさつ程度だった」との認識を示した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル