国内最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)北九州」が7日、北九州市小倉北区であり、人気モデルや歌手らの登場に会場は熱気に包まれた。
同市では昨年に続き7回目の開催。多彩な衣装に身を包んだモデルたちが次々にランウェーを歩く度に、会場から歓声が上がった。
人気モデル・中条あやみさんは、北九州公演7回全てに出演。毎回熱気があり、楽しみにしていたという。この日は北九州発祥の「資(すけ)さんうどん」を食べたといい、「ご飯もおいしいし、ファッションにすごく敏感だし、元気でアットホームな感じが好き」と北九州への愛を語った。
この日着た衣装には、カラフルでやや派手なニットも。「北九州のイメージにあっているかも。大阪出身なので、(自分を)主張していく感じが近い気がします」
毎年金銀やレインボーカラーなど派手な着物が話題を集める北九州市の成人式の衣装についても、「とても良いと思っていました。応援したいです」と話した。
福岡市出身のモデル、那須ほほみさんは「地元でステージに立てて、名前も叫んでもらえて幸せでした。これからも福岡を盛り上げていきたいです」と笑顔だった。
TGC北九州は地方創生プロジェクトの一環で2015年にスタート。今年は約80人のモデルらが出演し、約1万人が来場、約116万人がインターネットで視聴した。選考で選ばれた福岡県内のキッズモデル8人のほか、北九州市立高校ダンス部がバックダンサーとして出演するなど、地元密着型のイベントとなった。(興津洋樹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル