中洲の従業員、PCR検査可能に 感染者が店名明かさず

 福岡・中洲のキャバクラ店の客や従業員が新型コロナウイルスに感染したことを受け、福岡市は22日、中洲にある接待を伴う飲食店の従業員を対象に、無症状でもPCR検査を受けられるようにすると発表した。感染者が店名を明かしていない中、感染拡大を防ぐのが狙い。

 福岡市によると、今月10日以降、中洲のキャバクラ店の男性客6人と従業員の男女3人の感染が確認された。うち従業員1人を除く8人は、市などの調査に店名を明かしていない。市は同一のキャバクラ店だった場合、クラスター(感染者集団)の恐れがあるとしている。

 PCR検査の対象は、キャバクラやスナックなど風営法で定める接待を伴う中洲地区の飲食店の従業員。市は勤務実態などを確認した上で、6月末までに連絡すれば無料で検査を受けられるようにする。連絡は市新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル(092・711・4126)へ。(島崎周)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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