今月19日に東京都狛江市であった強盗殺人事件の現場周辺を走っていた不審なレンタカーが事件翌日、昨年12月に中野区で起きた強盗傷害事件の容疑者とともに足立区内で見つかったことが、捜査関係者への取材でわかった。車内からは、狛江市の事件に関するやりとりが残された携帯電話や、目出し帽、結束バンド、高級腕時計3点が見つかった。
捜査関係者によると、狛江市の現場から腕時計がなくなっているとの情報があり、警視庁は見つかった腕時計との照合を進める。
狛江市の住宅で住人の大塩衣与さん(90)が殺害された事件では、事件前後に不審な2台のレンタカーが現場周辺の防犯カメラに映っていた。うち1台は事件後に現場から数百メートル先のコインパーキングに乗り捨てられていたが、残る1台は周辺から見つかっていなかった。
一方、翌20日に足立区内の住民から「路上を行ったり来たりしているレンタカーがある」との通報を受け、駆けつけた警察官がレンタカー脇に立っていた男に職務質問。この男が、昨年12月に中野区の住宅で約3千万円が奪われる強盗傷害事件に関わった疑いがあるとして警視庁が行方を追っていた金沢市末町の職業不詳、永田陸人容疑者(21)と判明した。
捜査関係者によると、このレンタカーと、狛江市の事件現場で確認された不審なレンタカーの残る1台とナンバーなどが一致した。永田容疑者はこのレンタカーについて「自分のもの」と話したという。
レンタカー車内にあった携帯…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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