細沢礼輝
JR東日本は中野駅(東京都中野区)の西側で建設を進める新駅舎の概要を公表した。中野区、東京メトロとの共同事業で、構内に設ける南北自由通路とともに2026年の開業をめざすという。
中野駅にはJR中央線快速、各駅停車と東京メトロ東西線が乗り入れる。現在の駅舎は中野通りの東側に位置し、高架構造の線路とホームは2階、改札やコンコースは1階にある。
新駅舎は中野通り西側に駅ビル併設の5階建てで建設し、現駅舎と一体的に利用できるようにする。新駅舎はホーム上を覆うかたちで人工地盤を設け、改札とコンコースを設置。4面あるホームには、いずれも15人乗りエレベーターとエスカレーターで行き来できるようにする。
また、改札に面して幅19メートルの南北自由通路を開設。改札内にエキナカ商業施設を設けるほか、駅ビルの商業施設は「アトレ」が運営する計画だ。
中野駅周辺では、7月に閉館した「中野サンプラザ」跡地に、オフィスや大ホールが入る複合施設が計画されている。(細沢礼輝)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル