名古屋市で2018年に市立中学1年の女子生徒が自殺したのは学校側がいじめを放置したのが原因だなどとして、両親が市に損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(斎藤毅裁判長)は19日、両親の請求を棄却した。
この生徒は斎藤華子さん(当時13)。判決などによると、華子さんは17年9月に大阪府から名古屋市名東区の中学校に転校。同11月下旬から部活内で無視されるなどのいじめを受けた。翌18年1月に亡くなり、市側は21年にいじめが死の要因の一つになったと認めた。
判決は、亡くなる約1カ月前の面談で華子さんが「(不安なことや気になっていることは)特にない」と答えたなどと指摘。学校側は当時いじめを認識できなかったとし、学校側に過失責任はないと結論づけた。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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