名古屋市内の中学1年の女子生徒が4年前に自殺したのはいじめを放置した学校側に責任があるとして、遺族が19日、市に対し計1540万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。
訴状によると、生徒は斎藤華子(かこ)さん(当時13)。2017年9月に大阪府から名古屋市の市立中学校に転入し、ソフトテニス部に入部。11月後半ごろには、複数の部員から練習相手を頼んでも手伝ってもらえなかったり、無視されたりするといったいじめを受けていた。
学校側はこの約1カ月前、生徒を対象に学校生活に関するアンケートを実施。斎藤さんは「こっちこないで」などと周囲から言われたと記したほか、選択式の質問では「泣きたいような気持ちになる」といったいじめを疑わせる複数の項目を回答に選んだ。
遺族はアンケート結果から「…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル