中3が小学生へ語り継いだ「阪神と能登の共通点」未来の被災に備えを

 阪神・淡路大震災で一時は約2500人が避難し、神戸市内で最大規模の避難所となった市立鷹取中学校(須磨区)の生徒たちが17日、「語り部」として小学生たちに教訓を伝えた。将来、震災に遭う可能性がある子どもたち。次に震災が起きた時、一人でも多くの人が助かるようにと、工夫を凝らして語り継いだ。

 「能登半島地震では残念ながら、阪神・淡路大震災の教訓を生かし切れていないのではないか」

 「南海トラフ地震は40年以内に90%の確率で起きると言われています」

 この日午後、中3の生徒約160人は地元の若宮小と西須磨小の各クラスを訪ね、計1千人以上の児童に震災について語った。

 「能登半島地震とは多くの共…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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