宮城県丸森町で17日、台風19号による被災後、初めての団体での外国人観光客となる台湾からのツアー客約40人が「阿武隈ライン舟下り」に参加。紅葉で色づく山々を眺めながら、屋形船で阿武隈川を遊覧した。船頭らは「にぎわいを取り戻したようで、元気が出る」と頬を緩ませた。
ツアー客は4隻に分かれ、郷土料理の芋煮を楽しみながら30分ほど周遊した。舟下りは3日に再開したが、見どころの観音像や噴水は、土砂崩れなどで壊れたまま。船頭が「せっかく来てくれたのに」と頭を下げると、参加者は「景色がきれい。舟に乗れてうれしい」と笑顔で返していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース