主人公は「のり」 特産PRで佐賀県がコミック誌発行、付録には実物

 海苔(のり)を主人公にした漫画を集めたコミック誌「藻刊(そうかん)サガノリ」を、佐賀県が発行した。特産の佐賀海苔をPRするため昨年12月、インターネット上に公開して好評だったWEB漫画46作品を掲載。付録に海苔の実物がつく。コミック誌は県公式のツイッターアカウント「佐賀県グルメ」(@saga_meshi)から24日までに応募して、当たった100人に無料配布される。

 漫画は佐賀海苔が学生やアンドロイド、サラリーマンなど様々な役柄を演じ、納豆(茨城)、奈良漬け(奈良)、ミカン(愛媛)といった46都道府県の特産品と共演する内容。「黒一色の海苔をアピールするには、モノクロの漫画の世界が良いのでは」と、県の担当者が発想して、漫画家15人が制作に参加した。

 WEB版は、ふるさと納税の駆け込み需要を狙って県が昨年12月に企画した「佐賀海苔主役祭り」のサイト(https://sagaprise.jp/saganorishuyaku/)で公開されている。一部は梶裕貴さん、石川由依さんという人気声優が声を担当した動画に。閲覧・再生回数は計18万回を超えた。担当者自身が大の漫画好きで、「やはり手にとって紙でも読みたい」と雑誌化を実現した。

 「騒がしい感じの表紙」「背…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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