乃木坂46岩本蓮加さん「当たり前じゃない日常」 戦争映画で考えた

 戦争を描いた映画を上映する「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」が9~11の3日間、東京・池袋の新文芸坐で開かれた。最終日となった11日は、上映された映画で主演したアイドルグループ乃木坂46の岩本蓮加(れんか)さん(19)が、作品への思いを語った。

 映画祭は2012年から毎年この時期に開かれ、今年で12回目。9日には、3月に亡くなった音楽家・坂本龍一さんが出演、音楽も手がけた「戦場のメリークリスマス」(1983年)を追悼上映した。

 11日は、昨年3月に亡くなった俳優・宝田明さんの遺作「世の中にたえて桜のなかりせば」(2022年)を上映。この作品で宝田さんとダブル主演を務めた岩本さんが登壇し「(戦争体験のある)宝田さんからは、いろいろな経験を教えてもらった」などと、撮影中の思い出などを明かした。

 岩本さんは、12歳だった16年から乃木坂46のメンバーとして活動。初の映画出演となった作品で、宝田さんと共演した。「宝田さんは、何げない毎日が『当たり前ではない』と意識しているように見えた。私もこの毎日は当たり前じゃないと思って生きていきたい」と語った。

 岩本さんが語った主な内容は…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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